2011/03/19

’39UH レストア日記 VOL5

 たぶん・・・普通の人はあまり見る事のないであろう’39年のヘンテコミッションです。
’39ELと同じで良かったぁ。。。


まずは、1速・・・ 


んギュっと、2速・・・


そんで、ニュートラル・・・


ここからフツウに、3速・・・


4速・・・。


上の写真ではちょいと解りづらいので、ギヤをひょいっと出してみます。。。




’39年を’39年たらしめるのが、こやつ等です。メイン(上側)の左から2番目のギヤとカウンター(下側)の2番目のギヤが2速ですが、こやつ等は他のみんなの様にシンクロしません・・・直接噛み合っちゃいます。だからお互いの噛み合う側が斜めにカイであって、それ故に2速に入れる時にグニュ~っと入ります。
これを快感と思えるかどうかが(フツウは思わないよね)’39年を好きになるかどうかの分かれ目になります・・・(大袈裟か?)・・・。
ちなみに乗るのにもチョッぴりとコツがあったりまします。ん?たいしたコツじゃないかぁ???

で、このヘンテコミッションは、ハーレーさんの公式生産台数では4576台に搭載されていたものと思われます(注:UMG{NYPD用に作られた特殊なモデル}に果たしてこのヘンテコが載っていたかは不明ですが、82台のUMGも入れています)。4600台弱かぁ多いっちゃ多い気もするなぁ・・・。
でも、公式と云っておきながら曖昧なとこが多いハーレーさんだから実際に何台のヘンテコが世に放たれたのかは定かではありません。

そして現存している’39ヘンテコミッションは何機あるんでしょうね?