2010/05/05

久々に走って思った・・・色々な事。。。その3


写真の奥に見える山を越えると、いよいよ目的地の三愛レストハウスのある瀬の本高原です。

ホンとに気持ちが良くってテンションがあがります。

昔ハーレーに乗り始めた頃は毎年の様に阿蘇チョッパーMTGに行っていました。その際に必ず休憩するポイントとして飯田高原があります。そこの駐車場には何故か北海道の木彫りのクマみたいな大きなクマの置物?がありみんなここで写真を撮っています。


こんな感じでw



しかし、何故ここに鮭を咥えたクマなんでしょ?不明ですwwwで、何故みんな同じように跨るのでしょうか(笑)。。。

ここでクマに跨って休憩をするとチョッパーMTGの会場まではもう直ぐそこです。

標高もかなり高い牧ノ戸峠を越えると、眼下に瀬の本高原がもっと先には阿蘇の外輪山が見える大パノラマが広がります。ここでテンションMAXになります。自然と声が出てしまうくらい感動的な景色なんです。


長~い、下り坂をゆっくりと下って行くと頂上から見えた小さな三愛レストランの赤い建物が徐々に大きくなっていきます。下まで降りて来てやまなみハイウェイと旧小国街道の交差点までくるとそこはもうハーレーだらけです。阿蘇チョッパーMTGの為に全国からやってきたハーレーで溢れています。




会場に着くと、ご覧の通りハーレーハーレーハーレーだらけ。その数・・・実際には数えていませんがwざっと600台?(もっと居たかな?)。。。昼前の時点でですよ。もの凄い数です。

何年も来てなかったので以前とは雰囲気が全く違います。ショップのお店なんか殆ど出ていなかったのに・・・、MTGで有名なお店が何店舗も軒を連ねています。・・・何か何とも云いがたい雰囲気に戸惑いながらウロウロと歩いていると、主催者の杉森さんを発見。挨拶をしようと近づいていくと、何かが行われる前の慌しい雰囲気で忙しそうだったので、お邪魔はせず挨拶はあとに・・・。いつもはどんなライダーをも笑顔で迎えてくれていた杉森さんのピリピリとした表情・・・(きっと忙しかったんですよね)。
毎年ちゃんと通っていれば少しづつ変わっていく変化に対応出来ていたのかもしれません、何にしても同じ事を継続して行く事は凄く大変な事です。継続して行くためにはその時の状況に沿って対応し変化をして行く事も大切な事だとも思います。そう云うふうに臨機応変に対処・対応していく事が続けていく為に必要な事でもあると思います。
私が、初めて大きなミーティングに参加したのは阿蘇チョッパーMTGでした。会場は今の広場ではなく、補助的な駐車場になっている三愛レストラン横の駐車場がメインの会場でした。今思えば狭い駐車場ですが、びっしりとバイクが埋まり凄く熱気がありました。ショップのブースなどなくても、ただバイクが集まっているだけでもそれだけで楽しかった記憶があります。ショベル・パン・ナックルの凄いチョッパーが沢山いてそれぞれ個性があった様に思います。
今回、久しぶりに参加してみて自分の記憶の中の阿蘇チョッパーMTGとはずいぶん掛け離れている事へ少し戸惑いがありました。・・・いや・・・まぁ私が勝手に自分の中でイメージを膨らませ過ぎただけなんですよね。

その日のうちに広島に戻る予定だったのでお昼には会場を後にしました。
帰りのフェリーの中で一緒に行ったホソちゃんとこんな話をしました。
「これからもチョッパーMTGあるんかね?」、「旧車全然居なかったね。続いていったらツインカムだけになるんかな?」
ハーレーと云う個性的なある意味特殊な世界の筈なのに、どんどん画一的になっていくバイクとライダー・・・。私が感じた違和感は、阿蘇チョッパーMTG自体ではなく、もしかしたらそこに集まる画一的な人間にだったのかもしれない。それぞれ違うバイクに乗り、違う服を着ていても、何故かみんな同じ人に見えてしまう・・・。
どうなんでしょうね?だらだらと偉そうに書いてしまったケド。。。1泊2日阿蘇チョッパーMTGの旅、マイナスイオンを死ぬほど浴びながら色んな事を考えてしまったw
そして思った事・・・、
やっぱっやまなみハイウェイはどこまでも感動的だわぁ~、雄大な由布岳・別府の湯煙も・・・。
次はいつ来れるのだろう・・・。