(何をやってもこの写真だけは何故か?タテになってしまうのですが???なんでだろう?)で、ご覧の様にとりあえずキャブをばらして掃除します。長い間放置されていた車両はガソリンが大変な事になっていますからw
このキャブはガスコックやキャブの中が、小さい時にポケットに入れてそのまま忘れてしまっていたキャラメルの様になっていました。。。w
KモデルはリンカートM53と云うキャブで、ベンチュリーが通称ボンブサイトと云う照準の様な形になっています。これは40年代のレーシングキャブMR3やその後のMR4にも付いている物で、その筋の人はと~っても欲しがるチビっとレアなパーツでもあります。
全部をバラバラにしてワコーズのエンコンでキレイにしてやります。オリジナルのコルクのフロートはカピカピになって砕けてしまったので現代のラバーの物を入れてやりました。
バッテリーを繋ぎ、電気系をチェックして点火時期も合わせてやります。プラグを換えてやると火は飛んでいます。ガソリンがちゃんと来れば掛かります。
エイッ・・・コラッ・・・ショ~・・・っと何回かキックを踏むと、バルバルッバルーとマフラーから強烈に白煙を吐きながらエンジンが掛かりました(笑)。しばらくアイドリングさせてやると何とも小気味良いサウンドに。。。
さぁエンジンは掛かりました。この’53Kどうしましょ?このままのヤレヤレで行くか?はたまた、最近はあまりしなくなったフルレストアでピカピカのお洒落なバイクにするか?
さぁ決めるのはアアタですw。ナローフォークに7インチのヘッドライト、プルバックバー 。
Kモデルはこの正面からのアングルが何とも云えないんですよね。なうおんせーるでございますです。