2018/06/28
’75XLH 新車
先日の車両移動で新車の’75XLHが東京店から移動になりました。
こう云った車両はやはり自分の眼で見て確認をしたかったので無事に届いてほっとしています。
そしてどこまでホントに新車なのだろうかとw
オドメーターは23マイルなので気持ち走ってますし、実際には登録がなされているので日本で云うところの新車とは厳密に云うと違うのかなと思いますが、この車両はまごうことなく新車です。タンク、フェンダーの裏のチェックディジット、フェンダー裏の汚れのなさ、各部ボルト、ナットの形状、可動部の状態、ゴム類・プラスティック類の状態など人が使用したり触ったりした事による劣化はみられません。
もちろん生産されて40年以上経っているのでそれに伴う経年劣化はあります。
この車両はおそらく倉庫などの奥にずっと置きっぱなしになっていたと思いますが、何年も放置されていると自然とタイヤの空気も抜けていきます。この車両も例にもれず前後タイヤとも空気が抜け動かせない状態にあったものと思います。
当初この車両を写真で見た時に感じた違和感はスピードメーターでした。
この車両も含め何台ものショベル時代の新車を見てきましたが、この日本精機製のメーターのインナーベゼルの外側がこんなに綺麗な青と云うのは中々ないんですよね。ずっと箱の中にしまってあったNOSの部品などはこんな状態で出てきたりしますが。
普通は軽く焼けてもう少し色が抜けて白に近くなっていきます。
ですが、実際に自分の眼で確認して間違いなくこの車両に最初から装備されたメーターであると思いました。
くすんだメッキ部分をウエスでゆっくり拭きながら各部を見て、この車両がどんな風に時を経て来たのかが自分なりに想像出来ました。
ハーレーのお膝元、ミルウォーキーより約100マイルほど行った同じウィスコンシン州のとある町に40年近く眠っていた車両。。。
車体の色はこの当時に流行った明るい色でサンバーストオレンジ、まったく色褪せなどなく当時の人達が見たであろう綺麗な色を現在の自分も知る事が出来ます。
ずっとこんな想いが出来れば良いですね。
’75XLH 新車w
今のところ1人車両を見てから決めたいと云われる方の予約が入っています。
もしかしたらがあるので第二・第三のご予約をお待ちしております。
お近くの方はついでにでも是非寄ってみて現車を見てみてくださいね。
よろしくお願いします。。。
ちょっといつもと違うフォトアルバムに入れてみました。
見てみてください
↓
’75XLH 新車 フォトアルバム