2016/11/13
オリジナルペイント考察 ヨンパチ編
サービスのみんなはいつもフル稼働で手一杯、なのでササキでも出来る雑用は出来るだけ手伝うようにしています。。。よく邪魔になったりもしていますがw
で、今日は半日かけてw先日売約済となった’48ELの外装の掃除をしました。。。
長年、納屋の片隅で放置されていた車両だと思うのですが、・・・車両全体に砂埃のコーティングが施されていました(笑)でもそのコーティングのお蔭でかなり綺麗な状態でオリジナルのペイントが残ってくれました。
で、フェンダーの裏も泥まみれ。厚みは最大で2cmはあったと思いますwww
徹底的に掃除をしておきたいので、付いている物は全て外します。
左側チェーンの内側にあるサイドプレートやフェンダーモールも外してフェンダーのみにします。
このサイドモール・・・、ハーレーの工場で完成に近づいて来たヨンパチに、作業員が手際よくパチッパチッっと前後のフェンダーに取付けてから約70年ちかく・・・、それ以来恐らく誰にも見られなかったであろうこの裏側wを本日ササキが御開帳w
同様にこのサイドプレートも塗装前にフェンダーに取付けられてから、今日にいたるまで一度も取り外されてなかっただろうと思います。
ここもこの車両がオリジナルペイントたる箇所であります。。。
スクリューのアタマ・ワッシャーにも綺麗にフライトレッドの塗料がのっています。
綺麗にするとこの通り、塗装がされていないのでサビが出ています。
それにしても感激です。普通、リアフェンダーのサイドプレートを外す事なんて中々ありませんが、オリジナルペイントのここを外せるのは至福の時ですw(大袈裟~w)
ちなみに裏の配線を通すジャバラみたいなコンジットも取付けてから塗装です。
なので、アズールブルーだとしっかり青だし、ブリリアントブラックだと黒だし、このフライトレッドだとこんな風に赤なんです。。。
でも実際には上から2番目の写真の様に、ドロまみれになっているので確認する事は出来ません。
オリジナルペイントだと確定するのは意外と大変で難しい判断なんです。
中々スパっと断定は出来ない部分であるんです。それでも長年オリジナルの車両を見ているとチェックする項目は何点かありそれにて判断出来たりします。
上に書いたサイドプレートは確実な部分ですね。。。でも買い付けの時などは見る事は出来ないんですけどw
ヤレているからオリジナルペイントだと思ってたりする方が結構おられますが・・・、そう云う事ではないんですよね。。。
あ、そうそう先日厚木のスワップミートに行ったのですがそこでオリジナルペイントだと謳っていながらバリバリのリペイントの車両がありました。。。売っていた本人たちはオリジナルだと思っているのか・・・どうなのか・・・。。。誰も買わない事を祈っていました(笑)。
このヨンパチの出来上がりが楽しみです。
綺麗に泥や長年のホコリをおとしてブラッシュアップした姿が見たいですね。。。
ミルウォーキーの工場から出て来たであろう姿に近い格好で「今」見れることは本当に幸せです。。。
続編があればまたブログで~
お楽しみにーw