2010/11/09
マニアなハイドラ。
’50FLPハイドラグライドのオリジナルペイントです。
メーカー不明のスポットライトとRフェンダーのキャリアー、マフラーエンド、シート下のマーカーライトを後から付けました。パーツは全体的にほぼ当時のこの車両のモノですがYパイプとエキパイは社外品が付いています。
ちょっと話は逸れますが、先日シックスの西村さんと広島のお好み焼きを食べながら色々なコトをお話ししました。
その中で、西村さん:「最近バンカラみたいにオリジナルのスタイルで販売するお店がかなり増えたけどみんな分かって売ってるんかね?」、「最近一番たちが悪いのが、オリジナルって売ってるんだけどオリジナルじゃなくて、けどそれをホンとにオリジナルだと思い込んで販売しているから一番たちが悪いんよね。しかもベラボウな値段で(笑)」。なんて話をしました。確かに最近それを良く感じてはいました。
バンカラも初めからナックルを500万や600万で売ったり出来ませんでしたもん。今、オープンから12年経ってホンとに沢山のコトを勉強してきました。自分達の販売する車両はどう云うモノなのか、オリジナルってナンなのか、ナックルやパンヘッドなどの相当旧い車両ばかりでなくショベルでもそうです。ショベルのオリジナルって軽く見られがちなのですが(販売においての売り手側の知識的に)、オリジナルってからには、それを求めるお客さんが居るからには、やっぱりちゃんと説明したいんですよね。ボルトやハーネスにまで拘って行くのはホンとに大変です。初年度のモデルなどそれ以降のモデルと細かく違う所が沢山あって大変です。でもそれは経験しないと分からない、自分達で何台も仕入れて細かい所までパーツを検証して覚えていく、そんなくり返しを色々なモデル経験していくんです。ホンとに大変だと思います(まぁそれ以上に楽しいですが)。一生この仕事をしてても終わらないんじゃないかとよく思います。
ああぁまとまらなくなってきた。脱線しすぎwww
で、まぁホンとにバランスの良いハイドラなんです。この車両は(イッキに話を戻したw)。。。ここ数年ナックルやBTサイドバルブに押され気味のハイドラですが、こうしてみると実にカッコ良いバイクです。ほぼこのままの形で現在にも受け継がれているFLスタイルは、如何にハイドラが完成されたスタイルかを証明していますよね。
ただハイドラはカッコ良いですよね。って一言書こうと思っただけなのに・・・。。。
そんなこんなで、’50FLPナウオンセ~ルでゴザイマス。。。