2010/09/25

発見、・・・そして深まる謎。



現在、’49FL(後期型)のオリジナルペイントを工場で納車整備しております。

’49年はご存知ハイドラグライドが発売された年で、それまでのスプリンガーフォークからテレスコのフォークに変わった記念すべき年であります。ヘリテイジやファットボーイの遠いご先祖ですね。

で、ハーレーさんお得意の初年度のモデルは色々と実験的であったりします。初めて装着されたテレスコフォークを含むフロント周り一帯は’49年だけのパーツが満載でマニアを喜ばせてくれます(笑)。
フォークスライダーの色が黒だった事はよく知られていますが・・・、↓ こんなトコに品番がいるのを知ってました?私は初めて知りました(’49マニアの方はきっとご存知ですよね)。で、翌年からの物とはやはりビミョ~~~に形が違います。。。ハーレーさんやってくれますwww
なにゆえに形が変わるのか・・・、それは・・・製造方法が違うからです(笑笑笑)
’49年はサンドキャスト、それ以降はダイキャストとなります。やっぱり最初はこれでいいんかいな?的な感じで砂型で作成し様子を見たのでしょうか?もしくは試作の砂型のモノが結構沢山あって「よっしゃ、とりあえず’49年は試作のヤツを全部ハイテから、来年からちゃんと作ろうよ」って感じだったのでしょうか。
ナンか分かってきた。。。’49年はサンドキャストだから色を黒に塗っちゃったんでしょうね(材質や成分いよって”ス”が出来易かったりするから)。で、翌’50年からのモノは「折角大量生産でダイキャストだし、黒じゃショボイし~ちょっと豪華にポリッシュとかしちゃう」って感じだったのではないかと(笑)。。。
うわぁ~この仮説かなりいい線行ってる気がするw。。。
そして、もういっちょっ仮説・・・ってか妄想w。先の品番の件ですが・・・、Aさん「ねえねえぇ、折角ポリッシュしたのにこんな目立つ所に品番打ったりするのダサくな~い?」、Bさん「て云うかぁ~こんなに大量にじゃんじゃん作ってポリッシュまでしてるのに、品番なんか打ってられなくな~い」(笑)。。。Aさん「だよね~。」
ぜったいこんな会話があったハズ(笑笑笑)。。。品番の謎、これにて解決w