郵便局探しに区切りをつけて、翌日目指すミルウォーキーに少しでも近づいておく為に金曜日の夜は少し走り、イリノイの端っこロックフォードと云う街で宿を取る事にしました。ここからはもうミルウォーキーまで後100キロほどです。
で、翌朝早々にミルウォーキーでの目的地、ハーレーミュージアムに。。。早く入りたい気持ちを抑えつつ、受付のオバちゃんに郵便局の場所を聞きます。
直ぐ裏に大きな郵便局があるとの事、ソッコーで向います。・・・が、クローズ・・・。郵便局に完璧に見放されています。大きな箱を持ってあっちこっちに行き、途方に暮れていると守衛のオジちゃんが「ダウンタウンにも大きな郵便局があるよ」と教えてくれました。その言葉を信じオジちゃんの言葉に望を託します。。。(大袈裟だけどホント切羽詰まってたんですよw)
「開いてる~」これで大きな箱を持って空港に向わずにすみました(笑)。。。タイギそうに仕事をする職員に荷物をお願いしてミュージアムへ~。。。
オープン当初、日本の各雑誌も特集を組んで載せていたので皆さんだいたいの雰囲気や感じは掴めていますかね。
まぁ凄~いバイクが沢山~あります。特に’20年代以前の車両は流石に本社ならではだなと思いましたね。各時代を彩った個性的なモデルも多数展示されていましたし、初めて見る資料などにも感激しました。流石~本家(笑)。。。
でも、この今までの歴代のタンクの展示ですが少し・・・と云うかかなりガッカリしました。全部?殆どレプリカなんです。私も本業ではないですが色々とデザインなど好きでやります。っがデザインって大袈裟に言う訳じゃないですが1ミリラインが違っても全然違う物になってしまうんですよね。当時このタンクをデザインしたデザイナーが見たらさぞ落胆した事でしょう。本社が行う展示としてはあまりにもお粗末でこの展示だけはガッカリした気分になりました。雑誌でこの展示の写真を見た時に、本物を見たくてしょうがなかった分、あまりにも適当なレプリカタンクの寄せ集めにトホホでした。
なんだか分かりますか?あのヘンテコな水色のカウルの付いた’36ELレコードブレーカー(ペトラリが乗ったヤツです)のキャブです。モディファイのMR2が2連装です。いやぁ~凄いもん見れました。
その他ここでは書ききれない程凄い展示が目白押しで、アメリカに行って時間が取れる方は、無理をしてでも行く価値は絶対にありますよ。
9月5日(土)はハーレーの聖地ミルウォーキーにてドタバタと感激を味わいました。
さぁシカゴに帰ろう。翌早朝には日本へと飛び立つので、空港の近くに宿を取ろう、そしてレストランに行ってアメリカの肉を腹いっぱい食べよう。
そう思っていたのに・・・、ホテルに着きミラーライトを飲みながら机に座って最後の仕事をしていると・・・、平賀氏撃沈。。。何泊目っかにもあった撃沈。。。寝る前に「ご飯の時は起こして下さい」なんて云ってたのに・・・起きやしねぇ~www
最後の夜は、ナッツとミラーと平賀氏のイビキで更けて行き、アメリカが終わったのでありますwww