先月遅れに遅れてやっと入荷した’41FLなのでが、当初輸入した時は、黒/白のツートーンだったの覚えているでしょうか?41年・42年頃にはこう云う塗り分けの車両が多く個人的にもツートーンが好きなだけにあのままで行こうか思案していました。
が、まぁ色々と手を入れないといけない所があって結局は塗り替えようってな事に。アメリカの車両ではよくある事なのですが塗装の上に塗装が塗ってあります。で、前後のフェンダーの塗装の下には、まず水色。その下には赤が塗ってありました。残念な事に赤もオリジナルのペイントでは無かったのですが。。。
そしてそしてタンクです。黒/白の塗装の下はフェンダーと同じ様に水色、赤とありました。・・・がっ、その下にはメッキのタンクが出てきたのです。ビックラです。綺麗に剥がしてみると何とも言えないイイ感じにヤレたメッキです。
旧車の方は割りとメッキを敬遠される方が多いのですが、私は当時のヤレてひび割れている様なメッキが大好きです。戦後の47年のナックルやヨンパチ、52年くらいまでのハイドラなどに当時からのメッキパーツが付いているとカッコ良いいんですねぇ。シビレマス。
で、この41FLのタンクもまさに当時モノのメッキです。ヤレ方がかなり良い感じです。結局レストアの方向はこのメッキタンクを生かした方向で行こうと云う事になりました。
まだもう少し時間は掛かると思いますが凄いナックルが出来ますよぉ。乞うご期待あれ。
・・・ナックルにも歴史ありありです。